那美

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私のヒーロー

今年の夏、中古のサンダルを買いました。厚底で歩きやすくて500円という値段の割にはとても気に入っていた。ただ、ちょっとだけ不安定でたまにこけていた。(ドジなもので…そのうち慣れると思っていました)そして事件が起こります。花火大火で往復1時間くらい歩くというので歩きやすいこのサンダルを履いていったんです。行きは問題なく、普通に歩けていました。事件は帰りに起こります。普通に彼氏さんと並んで歩いていたら私のサンダルの内側につながったいた紐が全部切れてしまったんです。ビニールで結んだり、色々したんですが、どうにもならなくて万事休す。さて、どうしようかと考えていたら彼氏さんが、「サンダル脱いで俺の靴を履きなさい」ん?「俺、車まで靴下で歩くから」いや、ここから車まで30分くらいありますけど…「いや、それはあまりにも心苦しい」「あなたを30分おぶっていく体力は俺にはないからせめてそれくらい」「ごめんなさい」「俺の自己満足だから謝らないで」というよくわからない会話を繰り広げながらアスファルトの上を靴下で歩かせるという暴挙。もう心苦しさと申し訳なさと複雑な感情がもやもやもやもや…丁重にお礼を言ったらさらに一言。「あんまり人に言わんでね。株があがると困るから」はいはい。こんなヒーロー話、黙ってるわけもなく。ふふふ。というわけでさらしております。そんでもってとりあえず、どこまでもついていきます。